電車男最終公演も無事終了!!!
10日の本番では客席に降りてきた真治に手を取られた。
打ち合わせなしだったんでビックリしたけど、
「なんかやらなきゃ!」って思って(芸人かい!)
立ち上がって持ってたバンダナで
真治の汗を拭く小芝居やっちまった(笑)
一瞬「目を閉じてチューを待つ演技」が
頭をよぎったけど、やめといた(笑)
千秋楽では、舞台に上がって最後の挨拶。
大根くんの発案で、客席と「キター」の掛け合いやったら
なんかみんな火がついちゃって、最後はスタンディングオベーションの
拍手から曲に合わせての手拍子に変わって大盛り上がり!
まるでライブ会場みたいだったよ!
役者連中も「こんなのあり得ねえ~!!」ってビックリしてた(笑)
打ち上げの最後の挨拶で、真治が途中言葉に詰まったんだ。
「あぶねえ~」って大声出してごまかしてたけど、
泣きそうになってる真治を見たのは初めてだったよ。
アブラにも関わってくれてる映像スタッフの若手。
打ち上げが終わった後、道歩きながら
「なんか寂しいっすよ~」と涙ぐんでた(笑)
ホリプロスタッフからもらった手紙。
手書きで「この舞台のテンポ感はトオルさんの
音楽無しではあり得なかった」等々書いてあって
なんかジーンとして何回も読み直したなあ。
スタッフ曰く、普通は演出家も音楽監督も本番始まったら
後は「役者にまかせて終わり」ってのが普通で、
こんなにみんなで一丸となって走り抜けて
最後を迎えるのはめったに無いらしい。
今だから言うけど、曲を作り終えて、
そして各シーンへの音楽の割り振りが決まった後、
オレ自身どういうスタンスでみんなと関わればいいのか
正直わからなかった訳よ。
ホラ、よく仕事場とかでもいるじゃん。
自分の立場を誇示したいが為になんか口を挟んでくる人ってさ。
オレはそういうのが大嫌いなので、求められたら意見言って、
それ以外はいつもの感じで、アホな事言いながら
盛り上げ役に回ってたんだ。
そんな立ち回り方もみんなにはちゃんと届いてたみたいで、
「来るたびにオレ等を盛り上げてくれて、
ありがとうございました!!」って言われてグッときた。
グッときっぱなしで、飲みっぱなしでしたな(笑)
正直言って、舞台の音楽製作で
こんな気持ちになれるとは思ってもみなかったよ。
ものすごい達成感なんだよな。
この場を借りて・・・
スタッフ、キャスト、みんなお疲れさまでした!
この作品に関わる事が出来て、本当に幸せでした!